町田kkkk

可能性の奴隷

セプテンバー9月

久しぶりにimoutoidを聴くと、その天才ぶりに改めて驚愕するよね。顎外れるんじゃないかってくらいに

 

三歳になる娘の視力検査に病院に行くと、乱視と遠視であることが分かって、可能な限り最短で細密検査をしてメガネを買いにいった

メガネかけるのを嫌がるかなと思っていたけれど、想像よりもすんなりと受け入れてくれた。物分かりの良い子で助かる(助かる)

しかし、おそらく遺伝で乱視になってしまったことに非常に申し訳なく思うし、これからしばらくメガネ生活を強いてしまうことが不憫でならない。でも、「大丈夫だよ、ずっと可愛い女の子だから」って台詞は一体誰に向けたものなのだろうか

 

 

今週はずっと出張だから、妻と子供に義実家で過ごしてもらうことになった。三人を送り届けた後に車で一人、家に帰る道中に通った定山渓や中山峠の紅葉の美しさっていったらなかった。植物が枯れていく直前に見せるあの美しさは一体なんなんだろう。それが大量に眼前に広がる感じとか。この景色を家族で見たかった。美味しいもの食べたりしてさ。悲しいんだよ、俺は。紅葉を見に来たであろう家族連れやカップルを尻目に。君らと離れ離れになることが。

 

いつも側にいたいな

僕の声は何ヘルツ?

僕の愛は何ヘルツ?

低周波になって君たちに届けばいい

 

八億年先に人類は地球上に存在しないらしい

それってすごく悲しいことだよね

俺や俺の娘たちが紡いでいくだろう遺伝子のリレーもいつかは無に帰るなんてさ

無性で悲しくて仕方ない

そんなことを妻に言ったら「ロマンチストだね」って言われた

ロマンチストなんだろうか、リアリストな気もするけれど

 

しかし、八億年先、地球上から逃げ出して人類はまだ存在しているのかもしれない。そんな期待もしてる。

その時の俺の化身はどんな感じなんだろう。「火星でニートになる君に送るスペースオペラ

架空の存在に存在を感じられるようになったら、僕らは未来まであと一息だよ。新しい倫理はもうすぐそこまで来ている