電車の中で目の前の座席の女性が金色のスマホケースだった。パッと見た感じ、金の延べ棒を連打しているようにしか見えなくて、少し面白かった。夢中で金の延べ棒を連打してるのって、なんかサイケデリックで素敵。俺もそんな人間になりたい。金の延べ棒って一体いくらするのだろう
フランクザッパについて考えていた。どんな人だったのだろうとか、「フランク・ヴィンセント・ザッパ」って名前、格好良すぎだろうとか。『たどり着くのが遅すぎて溺れる魔女を救えなかった船』ってどんな意味なんだろう。金の延べ棒を連打する人を眺めながら、そんなことを考えていた。フランクザッパについて全然何も知らないから、適当に考えているだけで楽しい。きっと、夏が嫌いで春と秋が大好きだった。奇遇だね、僕と同じだよ
goldmundの「sometimes」ってアルバムのジャケットが最近頭から離れない。なんか胸が締め付けられる。みんなにも見てほしい。なんか切なくならない?こんな感覚的なこと、誰にも話すことなんかできない。だから、こんな思考の掃き溜めみたいな場所みたいなところがあって良かった
頭の中で苦しまないで。存在しない恐怖や罪悪感に苛まれないで。勿体ないよ、きっと
そんなに加速しないで
まだ紫陽花を通勤途中に眺めていたかった
そんなに加速しないで
まだ19時が明るくあってほしい
そんな加速しないで
もっとベビってる君を眺めていたいよ
意義なんてものは本当は存在しないんだから、そんなに苦しまないで