町田kkkk

可能性の奴隷

未完成人 ミカン星人

愛を説明できないのに

愛としか表現できない君へのこの気持ち

いつか鳥が啄んで綺麗にしてくれる

この血肉が、脳裏から離れないコスモスの花畑が、風に旋回して帰結してくれたら

それだけであの日滴り落ちた汗も、

意識せずに踏み潰した無数の虫たちよ

壊れないものが欲しい

破けない靴下がほしい

 

愛を説明できない

それなのに君たちだけを愛している

いつか死ぬ時、もっと上手な表現で自分の気持ちを伝えることができたならな

この血肉が朽ち果てる時、

忘れられない小5の夏休みのあの光景

風に揺れる美しい草木

死体を狙う猛禽的な鳥の鳴き声

そんなことよりもあなたたちでいっぱいだってこと

僕の脳の記憶領域には

君が汗だくで捕まえた虫の命に意味なんてなくて

ただ君が美しいだけ

壊れないものがほしい

好きだったものを失うのが嫌い

破けない靴下がほしい

何度もUNIQLOに行くのがダルい

 

44光景

ファンスプのホテルをバケパで予約したら50万円だった

一年前から毎朝1時間早く起きて子供にピアノの教えていたら、ディズニーランドの物価上昇率を超えるくらいの速度で成長するから、子供の可能性は本当に眩すぎて直視できない

そんな希望しかない将来性が羨ましすぎて直視できない

僕にはもう、リスクマネジメントをするためだけにしか将来性なんてものは存在しないのに

今年、自転車に乗れるようにしようとしたけどダメだった

ごめんね、あと2ヶ月でうまく行かなかったらまた来年だね

それでも自転車に乗れるようになろうと、身体的な痛みを省みず、繰り返し挑戦する君の真剣な表情よ

初めて親元を離れてお泊まりをした次の日に、迎えにいった俺の顔を見つけた時のあなたの表情よ

サグラダファミリアを見るより、オーロラを見るよりも素敵なものを見た気がした

もう二度とこれを超えるものは見られないのかもしれない

ロットバルトバロンがモエレ沼公園のガラスピラミッドで開くライブのチケットが当選したけど、ディズニー代が高すぎてキャンセルした

ガラスのピラミッドの音響で聴くロットバルトバロンのHappyなんて筆舌にし難いくらい素晴らしいんだろうな

それでも、それよりも見たい光景があるんだよね、僕には

脳裏に張り付いて消えない光景を

あと30は集めたい

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手が届かなかったものたちへのレクイエム 手が届いたものたちへのフロイデ

《はじまり》

俺らはまた離れ離れになるのが寂しくて、別れの前日に行ったカラオケ屋で、直面する事実を記憶から喪失するために煽るように酒を飲み、帰り道の函館の跨線橋の上でゲロを吐いた。そして借りていたウィークリーマンションまで互いに支え合うように歩いて帰った。頭の中で、俺らはまた離れ離れになるのが寂しくて、カラオケ屋で煽るように酒を飲み、帰り道の函館の跨線橋の上でゲロを吐いていた。そして互い支え合うようにその時借りていたウィークリーマンションまで歩いて帰った。頭の中ではJUDY AND MARYのLOVER SOULが流れていて、俺らは離れ離れになることが寂しいから、直面する事実を記憶から喪失するために酒を飲み、帰り道の函館の跨線橋の上でゲロを吐いた。

《つづく》

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ペンネしてる、君は今も

滝野すずらん公園に行った

行ったらなんか知らんけど入園料無料だった

気温は25℃くらいだったけれど、風がそれなりに強くて

一年で最適と言っても差し支えない環境だった

直立した人参が子供達を優しく憂いていて

新生児を抱き抱えるように揺れていた

卵焼きとウインナーとコストコのチキンナゲットと冷凍のブロッコリーで構成されたお弁当を一時間という信じられない時間をかけて食べる君たちを視界に入れながらレジャーシートに寝そべり、空を眺める

一年で人類が最も適した環境と俺が断定しただけあって、雲の量と太陽光と色彩が調和した素晴らしい青空だった

先週もね、少し早起きして弁当を作ったんだけどね

雨だったからその辺のイオンで食った

その時の俺の気持ちを小学校の国語教育の教材にしてほしい

その時も食べるのに一時間かかってた

何かしらの教材にしてほしい

 

かき氷も食って

すごくスピード感のある滑り台を滑って

腕を擦りむいたり

訳の分からないことを言って俺に怒られたり

でかい球を転がしたりした

でかい赤い球の貸し出し場所に並んでいた時に

看板にビッグボールって書いてあったから

でかい球だからビッグボールなんだなと思ってたら

列が近づいてよくよく見たらビックリボールだった

自身の老化を嫌ってる

それと同時に君らの成長を望んでる

時間という普遍的なテーマの中で一生相容れないこの感情に落とし所を用意してよ

程よい傾斜のある芝生の坂で何がビックリなのかよく分からないでかい赤い球を

頂上目指して押し込んでいく君たちよ、

愛おしくてしかたない

全然進んでないけれどね

 

今日こそは

今日こそは

なぜか今日は殺人なんて起こらない気がする

俺はその曲をハネムーンで行ったハワイで深夜たまたま聴いてそれっきり大好きだよ

ブルーハワイのかき氷で青くなった舌を見せて喜んでいるあなた

の裏側できっと殺人も放火も起きている

でも今日俺が見えている景色からはとても想像できない

 

脳を萎縮させろ、母体に戻れるまで

昨日、長かった冬眠の季節の所為で泥と塩カリに汚染されていた自家用車を、もう春も来たし汚ない跳ね返り雪もなくなったよねつって洗車したところ、今朝、外の建物や道路が白く変色していている様を窓から見てビビった。

もう3月も下旬だってこと、認識してる?痴呆なのかな、地球って。最近の君ってそんな感じだよね。どこかの施設に入れてあげようか。モーサムトーンベンダーのペチカが何故か脳内に流れる。雪とか要らないんだよ。本当に。今まで必要だったことが一度もない。俺は俺の誕生月を春だと認識してたんだけど、最近は違うのかしらね。

温暖化とかの影響が、バタフライエフェクトみたいな感じで桶屋が儲かる的な理論で出てきている所為かな。昔みたいに知性に溢れた君が好きだった。娘を病院へ連れて行くために15分車を運転しただけで、昨日洗車する前より汚れたよ。どうしてくれるのこれ。1500円無駄にした訳だけど、政府が補填してくれるの?俺らが払った内訳不明の社会保障費とかを財源にして。

あとさ、わざわざ病院に子供を連れて行ったのに、診察10秒でただの鼻炎ですねって言うのやめてくれない?こっちは、蓄膿だったらどうしよう、アデノイドだったらどうしようって恐怖に駆られて出向いたんだからさ、まじでこの程度で病院来たの?って冷たい目で見るのやめてよ。

「こういう風のことを春一番って言うんだよ」と、ドアパンチしないよう後部座席のドアと隣の車の間に体を挟めながら、強風に飛ばされそうな娘に教える。娘は、秋は?秋にはあるの?一番が?と言いながら乗車する。ねえ、無意識かもしれないけれど、あなたのその無垢な感性だけで、僕は浄化される思いだよ。この雪で汚れた世界から。着ている服はすごくブリティッシュで、青のシャツに白いセーターを重ね、そこに赤いチェックのプリーツスカートを合わせる感じがとてもハイセンス。でも、そもそもそれは俺が選んだ服だから俺が可愛いと思うのは普通か。逆にそうじゃなきゃ狂ってる。

今月で42歳になった。なんとか鳥肌実が乗り越えられなかった厄年を乗り越えた訳だけど、そもそも俺はSEX PiSTOLSを知った14歳の時に、俺もシドヴィシャスが死んだ21歳の時に死ぬと決めたはずなのに、何故か1mmも死の淵にたったこともなく、のうのうとダブルスコアをかましていることに、衝撃受けると言うか、よくもまあ恥ずかしくもなく生きているものだなあと思う。

眠りから覚醒する途中の微睡の中で、もはや誕生日ごときで俺におめでとうと言ってくれるのは、必要に迫られて登録したUNIQLOか飲食店からのメールだけだ、と言う自虐的な台詞を思いついたけれど、起きれば俺には朝からおめでとうと言ってくれる妻と娘達がいた。折り紙で作った謎の物体を手に。だから、俺はもう死ねないよ。死にそうになったら、命乞いすらするでしょう。そう思いながら、俺は行く前から帰りたい仕事をしに家を出る。今日は早く帰られるかな。

仮にロックンロールは鳴り止まないとすれば、じゃあ僕が夢で見るスペースオペラには終わりはあるのだろうか。 マックポークが消滅した時から宇宙は縮小し始めているよ

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君を不幸にできるのは宇宙でただ一人だけ

毎朝娘のピアノの練習に付き合っている時につくづく思う

子供の頃ピアノを習っていて本当に良かった

親に無理矢理やらされ、苦痛でしかなかったことがこんな風に活かされる日が来るなんて

心からありがとう、まじで嫌いだったよ

 

ありがたいことに父親にすごく懐く子供二人だから、毎日三人で大人一人用の布団で寝てる訳だけれど、こんな真冬にですら気持ち悪いくらい発汗して目が覚めるよ、君らの体温で

なにを燃焼したらそんな体温になるわけ、怖いんだけど

 

パパ遊ぼうって言ってくるけれど、齢41歳厄年の中年男性に人形遊びはまじでキツいってこと、わかって欲しい、あなた達とシルバニアファミリーのリス達に

 

祖母が死んだ。100歳まで生きるなんて大往生だよね。すごいと思う。とてもじゃないけれどそんな記録打ち立てられる気がしない。

二泊で遠い祖母の家に向かう俺に、寂しいから行かないでと泣く何も分かっていない君たち

心から愛しているよ

俺の祖母が亡くなったと説明しても理解できず、自分らの祖母が亡くなったと思いこむ君たち

前日に会ったじゃん、君らの祖母には

 

タピオカを飲みたいっていうから、タピオカいちごオレを買い与えたら、一口飲んでもういらないって言うのやめてくれない?

勿体無いから無理矢理飲んだけれど本気でクソ不味いねタピオカ

流行から10年以上経って初めて飲んだわタピオカ

 

喧嘩ばかりの二人が奇跡的に仲良く遊んでいる時

齢5歳にして自分のお菓子を分け与えている時

自分のことさえ満足にできないのに妹の世話をしている時

僕の心は愛おしさで破裂しそうだよ

 

毎日愛と怒りのギャップを抱え、君らが僕を呼ぶ声を無視して歯磨きをする

こんなにもLOVEと絶望の果てと言う表現が似合う生活は今だけなのかもね

そう考えたら今から何も変化しないで

時間という理由で僕の手から離れないで

僕によって幸せにも不幸にもされてしまう健気で無力な可愛さの化身たちよ

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ずっと君に胸焼けしてる

5月に行ったピューロランドは最高だった

生で聴くkawaii festivalは無形文化財に登録されても良いのではないかと提言したくなるほど素晴らしく、

あんな素敵なパレードがもうすぐ見られなくなるなんて、移ろいゆく世の儚さと侘しさをkawaiく煌めく電飾の中で感じた

 

結局ピューロランドではケロッピには逢えなかったけれど、

それでも2ヶ月後に新千歳空港でケロッピのグリーディングがあることを見つけて、しっかり子供達を連れて行く有言実行ぶりが

子供達から全幅の信頼を得られている要因ではないかと、

自分のことながら拝察します

 

そんなリアル人生におけるクエストをこなしていたら、すっかり世間は夏になっていて、

毎日朝っぱらから汗だくになりながら忌々しい会社に出社する

緩やかに地球は変化していて、いずれ人類が住めなくなるんだろうなってことを肌で感じながら、

忌々しくも、周りと比較して良い給金をくれる会社の中で、ラブラドールのように従順に働いております

カミーユ・ビダンみたいになっちまうんじゃないかってくらいの不快感を抱きしめて

あと何年で人類は滅亡するのだろう

それまでに僕らはどこまでいけるのだろう

火星くらいにはたどり着けるのだろうか

僕らが生きていた痕跡をせめて火星くらいに残して絶滅したいぜ

life on marsは僕達だった

 

youtubeを観ていた下の娘が、ファンタジースプリングスに行きたいと僕に言う

飛行機に乗ってディズニーシーに行く金を稼ぐ労力も知らず、純真無垢におねだりをする君が愛おしくて仕方ないよ

そして、君の可愛さにずっと胸焼けしてる

人類が滅亡する前に連れて行ってあげる

でもさ、君、去年のエレクトリカルパレードの時寝てたよね?

 

先週行った北竜町のひまわりの里が最高だった

ひまわりの迷路の中を縦横無尽に走りまわる君たちを怒りながらラブラドールレトリバーみたいについて歩いていく

気温は世界の終わりみたいに暑くて

空は胡散臭いほど綺麗で

ひまわりの影が虫みたいに揺れていて

少し昔を思い出したり

汗がTシャツに染み込む

いつか君達が愛してるって言ってくれなくなっても愛してるって言うよ

 

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