町田kkkk

可能性の奴隷

EGGs

友達が子供を連れて家に遊びに来た

4歳の女の子と2歳の女の子は、恥ずかしがって何も言葉を交わさず、時折接近したりしていた

子供にどんな音楽聴かせているの?と友達に聞かれたから、「ボアダムス」と答えたら、「へー、うちはガンズアンドローゼスだよ」と言ってくる

ああ、これが俗に言うマウントの取り合いなのか。キングクリムゾンって言えなかった自分が悔しい

とにかく、高校の頃一緒にバンドをやった友人とこうして、子供を介しながら遊びべる日が来るなんて。僕は割と幸せだよ。本当は最近折坂悠太の針の穴ばかり聴いている

「loveに相当する単語が存在しない言語」

それはきっと欠陥ではなく、力強いシステム

「私が欲しいのは愛か死よ」というフレーズがあったあの映画をまた観たい

妻が年始にお焚き上げするために家の中のお守りを集めていたから、俺は「それらがなかったら、きっと今年死んでいた」とふざけて言ったら、妻はやだーと言う

適当にふざけて言っただけだけれど、実は本当にそうだったかもしれないな、とその後なんとなく思う。

確信はないけれど、そんな事もあったかもしれない、という信心深さで謙虚に来年も生きていこう。俺なりのSDGs

「今私が生きることは、針の穴を通すようなこと。大しけの日、船の上で針の穴を通すようなことだよ」

来年は何をしよう。どうせ妻に感謝しながら、子供を愛で守り、夜に酒を飲むことで精一杯なんだろ