町田kkkk

可能性の奴隷

陥没した初期衝動を卒業アルバムで掘り起こせ

久しぶりに酒を飲むと高度にアルコールが体に染み渡る

こんな感じが楽しいから、ますます酒を摂取したくなって、気がついたら中毒になるんだろ

知ってるぜ、そんなこと

もっと、もっと、もっとくれよ

そのうち、健康診断なんてババアの小言以下だぜって吐き捨てるよ、yeahyeah Yahweh

そして、色づいた並木銀杏の鮮やかさも小さな生命が死んでいく匂いも遠くで炸裂する急ブレーキの音にも気づかない

俺の好きなRGBはもはや存在しない

もっと、もっと、もっとくれよ、体内から消毒してくれ

全てのチューブを破壊し尽くす

全てのチューバーを唾棄しながら歩く

全てのぺこらだけを愛していく

カサついた音を奏でる落ち葉を踏みながら

それは輪廻転生の相似形

それは意識の合同条件

それは急かされるような生活の中で輝いてみえるのだ 羨ましくて仕方ない

くれよ俺に、新しい水を newater"

宇宙の真理だって、きっと理解するんじゃなくて、分からせられてしまうのだろう

残念だけれど、生まれたときから「生まれた」という受動態な僕ららしい

久しぶりに聴いた「ロックンロールは鳴り止まないっ」は、僕の土星に刺さった

円環を突き抜けて僕の土星に刺さった

歳をとると嫌なことばかり思い出す

それだけ嫌なことを経験したってことなんだね

その癖、どれだけ「アンビエントな音楽が好き」とか「エレクトロニカが至高」とか格好つけても

14歳の時に聴いたgod save the queenのことを忘れることができないんだ

久しぶりに聴いた「ロックンロールは鳴り止まないっ」は僕の網膜に刺さった

yeah.fuck you

いつか駅前TSUTAYAも消滅するだろう

それでも酒を飲む度、思い出せたらいいな

14歳の時に読んだ「G戦場ヘブンズドア」という漫画のことを、財布に入っているTポイントカードのことを、20歳の時にハマったmixiのことを、初期のライジングサンロックフェスティバルの通し券が8000円くらいだったことを、ブランキージェットシティの「悪いひとたち」のことを、まどかマギカのことを、新宿で乗ったタクシーのことを

do,da,tura,tura