夜勤明けのハイボールの圧迫感が心地よい
と同時に昔吸った甘い蜜の味を覚えている僕はどこかもどかしくて
酔いに任せて誰かに電話したい
メリーゴーランドの白馬の目の前に
人参を垂らすと台無しになるように
生理的欲求を否定できない僕らは
なんだかいつも滑稽だ
今まで語った全てが滑稽だ
君をデートに誘いたい
君と近況を交わしあいたい
君にあいたい
それすら滑稽だ
酔いに任せてviva la revolutionを聴いている
酔いに任せて電話できる人が減った
歳のせいにすれば
全てがそれっぽくて
仕方のない理由にも聴こえるけれど
だけど意外とそれだけのせいじゃないのかもね
また、そして受け入れきれない自分との葛藤が続いていく