町田kkkk

可能性の奴隷

センチメンタルは命よりも重い

数秒の電気信号のために生きる
あなたも私も
まるで行列式でアウト判定を行う装置のようで
虚しく混乱している


欺瞞に満ちたあなたや私は
今日も見知らぬ他人の不幸に涙してる
知らない奴が知らないどこがで死ぬことの
一体何処が悲しいのだろう
君が僕を忘れるなんてことが可能なんだろうか


心を売ってお金を稼いでるの
あなたにはきっと分からないでしょうけど
そうやって高い煙草を買って生きているの
30にもなってそんな中学生みたいな考えが僕の体を支配しているの


だけど妻に魚喃キリコって知ってる?って聞いたら
なにそれ、食べ物?って言ってたから
七尾旅人の夜、光るを聴いたら子猫が走り抜けるような音が心地よかったから


なんか全部どうでも良くなった
昨日思いついた画期的な思想も飲み会のせいで忘れてしまった
食べ物のはずないじゃん
馬鹿じゃねえのか