町田kkkk

可能性の奴隷

君が可動式だから

雨が降っているのか、降っていないのか判別出来ない湿度の空気の中、自宅を目指して歩く。湿った道路の上を、発車する車のタイヤの音が好きだ。ぺちゃぺちゃと空転する感じが。僕はいつもライターのオイルが無限と勘違いしていて、いつもその終わりに悲しくなったり、むしゃくしゃしたりする。この生活もいつ終わりが来るのだろう。努力なしで救われるなら、ドラマチックに拒絶したりせず、両手を広げ、請うように求めるのだろう。割ともう限界なんだぜ


君が可動式だから、僕はなんとか頑張っている
僕以外の結構が可動式だから、なんとか鼓動し苦悩し駆動している