町田kkkk

可能性の奴隷

nuclear valentine

過去を追求する暮し
元ネタを知らない人へ向けたオマージュ
まじでクソだね

肌の露出が増えた夏に
僕は10年前嗅いだ匂いを思い出す

あなたのようで
あなたじゃないようで
むちゃくちゃにしたい
そんなkids

ありのままで〜とか歌いながら
他人に気を遣って生きる君らが
滑稽で
ギャグ漫画も必要ない暮らし


アレルギーのさくらんぼを
山ほど狩って
口の中がひりつく程
貪りつく
その汁が肌に付着する瞬間が
なぜかスローモーション


ひりつくような価値観と焦燥で
眩暈がする夕焼けの中、自分の子供とキャッチボールをする夢を抱きしめる
焼き切れるような後悔を込めて
ボールを投げつける

紫外線が脳髄に突き刺さる夏に
僕は10年前に嗅いだ匂いに欲情する