町田kkkk

可能性の奴隷

その鮮やかさをどうやって忘れたらいい?

時々虚しくなったりしない?
帰り道とか。固い林檎を食べた時とか。
テレビで煙草を吸うと寿命が10年縮みます、みたいなCMが流れていて
あ、ラッキーとか思った
罪悪感を感じない程度の自傷行為ならば、もっと実践したいのに
昔から好きだった女の子が結婚したんだってさ
直接聞いたわけじゃないけれど
なんとなく寂しいよね
もうなんの関わり合いもないのに
キリキリ胸が痛むのは何故だろう
割ともう結構好きだったなあ
あの頃の僕らは結婚なんて遠い未来か寓話の中の話で
自分達とはまるで関係がないみたいな感じに
そんなこと考える事もなく笑っていた
そんな感じがなんか懐かしくて
なんか無性に愛おしい

布団に入り漫画を読んでいる妻を眺めながら
時々話しかけたら微笑んでくれる感じとか
なんか無性に虚しくて