町田kkkk

可能性の奴隷

高度な僕等のカノンコード

ストライプ柄の街で
踵鳴らすその
ラバーソウルがいいなと思った
僕の脳の痺れは随分前になくなったけれど
あの時の感触と同じく
宇宙遊泳みたいな気分で
あの娘の髪の毛を思いっきり引っ張る事ができたのなら
どれだけ幸せだろうか
ああ、明日になれば誰もがきっと朝食を食べる
スクランブルエッグだとかトーストだとか
だけど
君のそんな姿見たくない
出来る事なら
何も知らないまま
純真無垢なままに
子供を育てたい
僕の子供を泣かせたら殺す
フレンチトーストのベッドで
小さな恋のメロディーを鑑賞しながら
世界に蔓延る下らない音楽を爆破する
カノンのパクリみたいな音楽ばっかそこら中に転がっているから
君のラバーソウルの音が掻き消される
君に口付けできるのなら地球の裏側で誰かが凶弾に倒れようとも構わない
僕には悩みが尽きないけれどそっちの調子はどんなだい?