季節外れの雹に憧れた
季節外れの雨に焦がれた
この水溶性の思考は
想像しただけでいってしまうよ
切断された回線はすなわちもう君に逢えないようで
いくら素手で結ぼうとも光は飛ばない
すなわち君を抱きしめられないようで
思い出しただけでいってしまうよ
思い出だけでいっちゃってるんだ
なんて、勝手に美化して浸って
朝食のスクランブルエッグ代わりに
飲み込んでエネルギーにしてるだけだよ
身勝手だね、昔からだよ
今どうなっているかなんて誰に対しても知らない
幼稚園の先生だった妻が初めて受け持った子供は今何歳になっているんだろうとか、そんな事ばかり考えている