町田kkkk

可能性の奴隷

thinkはシンクの中で辛苦となり

辛い事や嫌な事ばっかりでさあ
syrup16gの「明日を落としても」を聴いても気分が晴れなかったりしてさあ
そんな時ベランダに出ても湿度にまた苛立ったり
覚えてないけどさあ
永遠のloveが忍耐のなし得る幻覚なら
夢工房でだって買いはしないのだけど
情や寂しさ、その他人間的感情の弱点と
市役所的手続きの鬱陶しさで
清濁合わせ飲み、そのまま仮死する覚悟をキメたって
反応がなければ虚しくって
仕事も曖昧だし
ターミネーター3も記憶に残らないし
充満する煙草の臭いが臭いし
友達はこのご時世にレバ刺し食べに行こうと言ってくるし
ほら、これが精一杯の笑顔だよ
ねえ、ほら、見てくれよ


そんな時に錯覚する言動、
抜き取った言葉、
射抜く所作、
神懸かった匂い?
何億光年先から受信した虚偽


神を開発した気分で
自由落下したら
生温い走馬灯の中で
僕のエネルギーはどれくらいだろう


thinkは掃き溜めのようなシンクの中で辛苦となり、いずれ眠れぬ夜の汗ばんだ寝具となる