町田kkkk

可能性の奴隷

サラバかな

2歳の子供が川に流された事件や3歳の幼稚園児が送迎バスの中で死んだ事件の話を聞く度、泣きそうになるし、途方もなく悲しくなる。そんな事がこの世に起きていいのか。小さい子供がどんな辛い思いをしたのかと考えると頭がおかしくなりそう。そして、同い年くらいの子供を育てていると、こんなにも共感してしまうものかと、自分自身驚く。

バスで死んだ事件なんて、自分の子供がそんな目に遭ったらと考えると、悲しいだけじゃなくて非常に強い憤りを感じるし、俺なら間違いなく殺すね、そいつら全員を。確実に。殺意の有無とか関係なく。そいつらを焼きながら殺す、絶対に。

帰宅すると玄関までパタパタと足音を響かせ、すみっコぐらしのぬいぐるみを抱いて出迎えてくれる娘を抱きしめながら、心の底からそう誓う。

 

人が死ぬ話は嫌いだ。エリザベス女王とか永遠の命を手に入れているもんだと思ってた。

 

ずっと風邪をひいているような感覚で生きていた。そんなんだから、小鳥が死んでいることに気づかなかったのだろう。daypassしたり空を失くしたり、錠剤をボリボリ頬張りながら酒ばかり飲んでいた。そんな風に20代を過ごしていた。昨日の記憶も失いながら、安いワインや焼酎を飲みまくっていたし、安いトイカメラで公園の遊具や動物の死骸を撮影していた。mixiで文章も書いていた。記憶を失いながら生活をしていた記憶があるのは不思議な話だけれど、そんな生活を思い出す。爛れてもう元に戻らなくなった皮膚を見ているような、少し罪悪感の混じった懐かしさ。茶碗蒸しに椎茸と銀杏が入っていることがどうしても許せなかった。ゴミみたいな音楽を聴く奴がどうしても許せなかった。

そんな日々を思い出し、あの頃が愛おしくないと言ったら嘘になるけれど、あんなに狂った生活もう二度と送れない。ロストイントランスレーションを見てるみたい。

 

・久しぶりにレバ刺しを食った。正しくはメニュー表では「レバ焼き(生肉好きにおすすめ!)」となっていたものを勝手に焼かずに食った。相変わらずめちゃくちゃ美味しかった。やっぱり最高だな、レバ焼きを勝手に生で食うのは。

・「ガーデンハウス」という食事処が美味しくておすすめと聞き、お洒落なカフェか洋風料理を想像していたら、寿司屋だと言われてびびった。英語名の寿司屋とか存在していいの?寿司屋法に引っかかりそう

・最近長女が俺にご飯食べさせようとしたり、俺に服を来させようとしてくるのが可愛いし、ウケる。自分自身の服を着れてないのに、何故俺の服を着させようとするのだろう。可愛くて仕方ない

 

久米田康治先生のかくしごとを改めて読んでいたところ、「子供は育ててやっているのではない、育てさせてもらっているんだ」という話があって、本当そうだなと思う。

 

・いつか大人になっていく君の、貴重で可愛くて仕方ない幼少期を、俺みたいな者が育てさせてもらい、あまつさえ生きる意味さえ見出させてもらってる。反抗期になっても怒れる気がしない。

 

ミッキーマウスをダシに使ったディズニー英語システムとか言うやつに、イオンやスーパーに寄る度勧誘されるんだけど、ほぼ詐欺みたいなもんだろ、あんなもん。ディズニーとしていいの?あんな品格で。

 

もう少しでbishって解散じゃなかったっけ。

最近はめっきり聴いていなかったけれど、6年前はひたすらに聴いていたよ。大変だった時期と重なったというのもあって、心の拠り所になっていたと言っても過言じゃない。

そんな風に思い入れがあるものが終わったりなくなったりするのは、何度経験しても悲しいね。

see you next life また来世

輪廻はきっと転生し、作品やカルチャーも転生し、また同じものが生産されるのだろう

そうしたら、俺はブルーハーツsexpistolsユニコーンやハイスタンダード、ナンバーガールbishを初めて聞いた時と同じ、頭を殴られるような衝撃をまた感じられるのかな。

最近加齢の所為か、時折死ぬ恐怖を感じていたけれど、転生ってのが本当にあって、あの感覚をもう一度味わえるのなら、死んで転生するのも悪くないか。

バッキンガム宮殿に二重の虹がかかったらしいし。少し楽しみにしてる。