町田kkkk

可能性の奴隷

don't step back

藤本タツキ先生のルックバックという漫画が非常に面白かった。


漫画を読むかBOaTのRoroを聴くくらいしか趣味のない私ですが、こんなに心が震えた漫画は久しぶりでした。

人生に対し、ぎりぎり後ろ向きではなく前向きに思える読後感が、本当に素晴らしかった。全然ジャンルは違うけれど、雪の峠やネムルバカを読んだ時も、同じような「喪失感とポジティブさ」を抱いたことを思い出しました。

途中の、並行世界なのか頭に浮かんだイメージなのか、読者に解釈を委ねるようなギミック、展開も、よくこんな話が思いつくものだなと感嘆しました。

とにかく、心の底から素晴らしいと感じた作品でした。おすすめです。